整理収納ってどんなイメージですか?
講座でも皆さんにまずお聞きするのは、「整理収納」ってどんなイメージですか?という質問です。
皆さんはどんなイメージですか?
もしかして、上記のようにおしゃれなカゴが置いてあって、インスタ映えするような状態が「整理収納」された状態というイメージでしょうか?
うーん、、、
○でもなく×でもない、、、
「整理収納」とは、イメージや画像で表せる状態ではなく、「整理」と「収納」に分かれている造語で、お片付けの理論・理屈を表した言葉なのです。
「整理」「収納」とは?
【「整理」とは?】
①不要なものを取り除くこと
②要・不要の区別をすること
と定義されています。
不要なものは、スマイルマークのように「捨てないで♡」とあなたに訴えています。
そうなんです!
スマイルマークが不要なものです。
この誘惑に惑わされず、不要なものを手放し必要なものだけになった状態が下のイラストです。
【「収納」とは?】
①ものを使いやすい状態にすること
②収納は整理のあとにしか行えない
と定義されています。
整理が行われ、次は収納です。
収納方法は家によって持ちものによって様々です。
下のイラストのように、整理した必要なものを
分類してものの定位置を決めていきます。
収納の大きさや形によって収納方法は変わってきます。
また、この収納方法が使いやすい!は人それぞれです。
細かく分類してもののお家を作った方が、視覚的にしまいやすいという方もいれば、あまり細かく分けてしまうと片付けが面倒になってしまうと思う方もいらっしゃいます。
あなたやご家族はどんな収納方法が合いますか?
ご家族で話し合ってみてくださいね!
お片付けと整理収納の違い
ここまで、「整理」と「収納」についてお伝えしました。
整理収納の理論をご理解いただいたところで、お片付けと整理収納の違いについてです。
お片付けは整理(不要なものを取り除かれた状態)を行い、収納(もの定位置を決めて使いやすい状態にする)をしたあとに行う作業です。
使ったものを元に戻す作業が「片付け」なのです。
掃除もお片付けが終わったあとにしか行えません。
お片付けも掃除も日常的に行いますが、整理収納は日常的に行う必要はありません。
また整理収納を行わないとものを片付ける場所がなかったり、散らかりの原因となってしまいます。
そこで整理収納アドバイザーは、「非日常」の部分を、ルートを外れないように、山岳アドバイザーのように伴走しています。
時々、家事代行サービスと混同してしまう方もいらっしゃるのですが、家事代行サービスは「日常」の部分を補ってもらえるサービスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
情報ばかりでお腹いっぱい!ですよね。
でも、この部分をおさえておかないと、家事代行サービスををお願いしようと思ったのに、整理収納を促されてしまった、、、という、悲しい結末を迎えてしまうことがあるので、ここはしっかりとお客様にはお伝えしています。
あなたがまず必要なのは家事代行サービスですか?
それとも整理収納ご訪問サポートでしょうか?